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禁煙外来

喫煙は、癌や肺気腫などの病気だけではなく、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症といった全身の動脈硬化性疾患を引き起こします。
タバコは何一つ体に良いことがありません。
心臓病や動脈硬化の予防・治療のためには、まず禁煙が絶対条件です。

喫煙者のみならず非喫煙者でも受動喫煙による冠動脈疾患や脳卒中のリスクが知られております。
循環器医療の専門施設として、禁煙の重要性を丁寧に説明させていただきます。
当然ながら私含めて『施設内は完全禁煙』です。

 

【健康保険が適用される禁煙治療の条件】
下記の条件にすべて該当した場合は、健康保険が適用されます。条件を満たしていない場合は、希望すれば自由診療(全額自己負担)で禁煙治療を受けられます。
また2020年4月からは、「紙巻たばこ」に加えて、「加熱式たばこ」も禁煙治療の対象になりました。
1.ニコチン依存症に係るスクリーニングテスト(TDS)で、ニコチン依存症と診断されること。
2.ブリンクマン指数(=1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上の者であること。
3.直ちに禁煙することを希望している患者であること。
4.禁煙治療を受けることを文書により同意している者であること。

 

【禁煙外来の流れ】
・呼気中一酸化炭素濃度測定
・禁煙にあたっての問題点の把握とアドバイス
・治療薬ニコチン製剤の選択
 健康保険が使える禁煙補助薬には、次の2種類があります。
 ニコチンを皮膚から吸収させる貼薬「ニコチネルTTS(医療用)」
 ニコチンを含まない飲み薬「バレニクリン(商品名チャンピックス)」があります。
 ※現在、チャンピックスは出荷停止となっており、ニコチネルTTSの貼薬になります。
・2-4週間毎の診察になります。
・保険で認められれている通院は初診を含めて計5回、期間は最大3ヶ月です。
・健康保険が適用される禁煙治療では、自己負担額(3割負担の場合)は13,000円~20,000円程度になります。1箱550円のたばこを1日1箱吸っている人の場合、たばこ代よりも禁煙治療で支払う金額のほうが安くなります。

 

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